・仮想通貨ってどういうもの?
・仕組みがよくわからないな。。。
今回はこのような疑問を持つ人に向けて記事を作成していきます。
仮想通貨が世間に知れ渡り、始めてみたいけどなんだか怖い、そもそもなんなの?そう思う人は多いと思います。安心してください!僕もそうでしたし、まだまだ新しいものなので知らなくて当然です。
今回はそんな初心者の方でもわかりやすく仮想通貨について解説していきます!
この記事で分かること
- 仮想通貨の仕組みがわかる
- 仮想通貨のメリット・デメリットがわかる
目次
仮想通貨は電子上のお金
仮想通貨とは、電子データ上で取引される資産(お金)のことです。今みなさんが手にしているお金は100円玉や1万円札など現物が手元にありますが、仮想通貨の場合、電子データであるため、現物が存在するわけではありません。
しかし、現物はないものの、お金と同じように「価値を持つもの」に変わりありません。
ここでは、現物のない電子上のお金という認識でいいでしょう。
電子マネーとの違い:電子マネーは法定通貨を基準にし、価格変動がありません。
現物のないお金って大丈夫なの?
そうだね、それも含めて解説するよ!
仮想通貨の特徴
特徴としては、以下の4つが挙げられます。
暗号資産(仮想通貨)の特徴
- ブロックチェーンで管理されている
- 希少性がある
- マイニング(採掘)ができる
- 価値の変動がある
順番に見ていきましょう!
ブロックチェーンで管理されている
ブロックチェーンとは、「過去から現在までの取引データを暗号技術で繋いだもの」です。ある取引データを一つのブロックとして、この多くのブロック(取引データ)を暗号技術によって鎖のようにつないで正確な取引情報を記録しています。
ブロックチェーンは「分散型台帳技術」であり、言葉の通り、お金の取引を示す「台帳」を複数のコンピューター(サーバー)に分散させて管理しています。分散してデータを管理することで一つのサーバーでハッキングが起こったとしても、データが失われることがないのです。
また、ある取引データを改ざんする場合、そのデータよりも新しい取引データについても改ざんしないといけないため、データを改ざんすることが極めて難しいとされています。
現金とは違い、現物がない電子データであるため、ハッキングや改ざんなどのリスクがあります。このリスクを減らすために用いられている技術といえます。
初心者の方には分かりにくいと思いますので、暗号化技術によって複製や改ざんが難しく、それによって、不正取引を防いでいるというイメージでいいと思います。
希少性がある
ここでは、仮想通貨の代表である「ビットコイン」を例に出します。ビットコインには供給の上限があり、2100万枚までしか発行できません。あらかじめ数が決まっているため、希少性があるといえます。
この世に「パソコン100台しか流通していません。」となると、パソコン1台の価値は上がりそうですね。そんな感覚でOKです。
※ビットコインを例に出しましたが、すべての仮想通貨に当てはまることではありません。
マイニング(採掘)ができる
上記で、ブロックチェーンについて書いていますが、取引されるたびに、ブロックが追加されます。このブロックを作成するためには、複雑な計算をコンピュータでしなければなりません。そういったコンピュータ演算の作業に協力すると、新規発行された仮想通貨を得ることができるのです。
ただし、膨大な量のコンピュータ演算が必要であり、マイニングを行う初期費用(コンピュータ費用や電力費など)として数百〜数千万円単位の初期投資が必要とされているため、初心者にはおすすめできません。
初心者の方は市場で出回っている仮想通貨を取引所を通じて購入してみることから始めてみましょう。
価値の変動がある
すべての投資商品に共通することですが、その商品の価値は需要と供給で決まります。
これは仮想通貨でもいえることで、「仮想通貨が欲しい」という人が多くなれば仮想通貨の価値は上がり、みんながいらないとなれば、価値は下がります。そのため、仮想通貨の価値は常に変動することを理解しておきましょう。
仮想通貨:5つのメリット
次は仮想通貨のメリットをお伝えします!
仮想通貨のメリットは大きく分けて以下の5つのです。
暗号資産(仮想通貨)のメリット
- 取引が24時間365日可能
- 送金・決済がスムーズ
- 少額からの取引が可能
- 新しいプロジェクトが続々と登場
- 価値が上昇し、利益を得られる可能性がある
取引が24時間365日可能
現金だと銀行の営業時間に合わせて、やり取りをする必要がありますが、仮想通貨の場合、時間に縛られず取引をすることができます。
スキマ時間を使ってトレードすることも可能です。よって取引の手軽さは大きなメリットといえるでしょう。
送金・決済がスムーズ
ネット環境があれば、国内を問わず海外にも送金することができます。
これは、銀行など仲介を挟まずインターネット上で取引を行えるためであり、電子データならではの特徴といえます。しかも、送金に関しても数分から数十分で行うことができ、送金手数料も無料もしくは少額で済みます。
少額からの取引が可能
仮想通貨を始めるにあたって、不安もあると思います。
しかし、仮想通貨は取引所によっては、数円から数百円で取引できるため、初心者で不安な方も取引しやすいと思います。まずは、少額から試してみることをおすすめします。
新しいプロジェクトが続々と登場
仮想通貨の代表格は「ビットコイン」ですが、そのほかにも、多数の仮想通貨が誕生しています。また、仮想通貨と関連したNFTやNFTゲームも登場しており、今後ますます注目されていくでしょう。
これらのプロジェクトにより、市場がより発展していくことが予想されます。
価値が上昇し、利益を得られる可能性がある
説明した通り、仮想通貨の価値は常に変動しています。
価値は需要と供給によって決定するため、需要が高まれば、仮想通貨の価値は急増します。価値が上昇したときに、仮想通貨を売れば、その上昇分の利益を得ることができます。同じお金とはいえ、現金では成せないことであるため、メリットといえるでしょう。
仮想通貨:4つのデメリット
デメリットについても把握しておこう!
仮想通貨のデメリットは大きく分けて、以下の4つです。
暗号資産(仮想通貨)のデメリット
- ネット環境が必要
- 税金が高くなる
- 価値の変動により、損をすることがある
- 国の補償を受けることができない
ネット環境が必要
仮想通貨は電子データであるがゆえに、ネットワーク環境が必要となります。
ネットの整備が不十分であると、取引がうまくできなかったりと不利益が生じてしまう場面もあるでしょう。仮想通貨の取引を行う際は、十分なネット環境を整えましょう!
税金が高くなる
他の投資商品と比べると、仮想通貨の利益に対してかかる税金が高くなってしまうことがあります。
例として、株式投資で得た利益は一律で20.315%の税金がかかります。これは株式投資で得た利益が申告分離課税であるためです。
しかし、仮想通貨で得た利益は雑所得にあたり、累進課税であるため、利益から最大で55%の税金が引かれてしまう可能性があります。これは大きなデメリットであるといえます。
追記
記事作成時は、雑所得でしたが、株式などと同様に分離課税になるという話が出てきました!
決定次第記事の修正をさせていただきます。
価値の変動により、損をすることがある
価値の変動はメリットでもあり、ときにデメリットにもなりえます。仮想通貨の需要がなくなると、価値は減ってしまうため、その分損する場合があります。
国の補償を受けることができない
法定通貨とは異なり、利用者が破綻してしまっても国からの補償はありません。
今現在は、発展途上の状態であり、取引所が破綻してしまったり、仮想通貨の不具合が生じてしまっても、自己責任となります。
記事のまとめ:仮想通貨は発展途上!普及の可能性はある
今回の記事では、仮想通貨についてまとめました。仮想通貨のメリット・デメリットについて把握できたかと思います。
ここで改めて、記事のポイントをまとめておきます。
記事の要点
- 仮想通貨は現物のない電子上のお金
- 仮想通貨は発展途上であるが市場は拡大している
- メリットとデメリットを把握して投資する必要がある
- 仮想通貨に利用されているブロックチェーンの技術は今後多くのものに応用される可能性がある。
以上となります。仮想通貨に利用されているブロックチェーンの技術は今後多くのものに応用される可能性があります。今のうちに理解を深めておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m